2015年1月22日木曜日

windowsの管理者パスワードを忘れたときの対処法。パスワードをクリアしてしまえ。





共用PCのメンテナンスをする際、adminパスが分からないという事態に遭遇した。

その時の顛末。



まずは試したのがパスワードクラックを謳うophcrack




livecdイメージをダウンロードしようとするが、待てど暮らせどダウンロードできない。

そこでftpで直に覗いてみたところ、なんとデータ自体がそもそも存在していない(3.6.0)。

仕方なく前バージョンの3.4.0をダウンロードして起動するも、

No partition containing hashes found

と表示される。

対処法は







まあいわゆるC:\ドライブがマウントされるようにしてやるというのがキモ。

GUIならそれ+

Windows/System32/configの場所をEncrypted SAMでロードする。



とまあ対処法は分かったが、肝心のophcrackが立ち上がらなくなり断念。原因不明。



そこで更に手立てを探すと、


が出てくるが、面倒だったのでパス。

むしろこれと同じようなことをやってくれるものがあるはずだと、また探せばやっぱりあった。

Offline NT Password & Registory Editor




使い方は




を参考にする(若干操作が違う)が、基本対話式で進むのですごく楽である。

英語読もうぜ!

Windows88.1にも対応済み。

注意点としては、clear user passwordはやるとして、たまにlockされてたりするので、それも外すこと(Unlock and enable~)。


因みにこいつはadministrator(実際はあるが表には出なくなってる)を表に出す(有効にする)ことも可能なので、何かと有用である。

2015年1月21日水曜日

blackberry OS10(Q10)のアドレス帳をPCで編集したい

■電話帳について
blackberry Q10は、9900から電話帳を移行すると、並びはてんでばらばらだし(中華読みに並ぶ)、検索にも引っかかってくれない。なので電話帳をPCで編集しようと思ったが、そもそも書き出しと戻しをどうやったら出来るかどうか分からない。

Blackberry worldに登録されているアドレス管理(contactsほにゃらら)は基本有料で、いくつか入れてみたが、残念ながらいわゆるCJKには対応していないようである。結局$6くらい使った。
CSVで書き出すと日本語は「?」に化けるし、バックアップデータを取るとバックアップも文字化けする。
それでもPCで編集したい、というときのTIPS。

windowsアドレス帳という、windows標準のアドレス帳を使う。
まずwindowsアドレス帳をバックアップする(エクスポート)。vcard形式だと漏れもないと思われる。
僕はcsvも書き出し、両方でとりあえずバックアップした。
csvは、文字コードをANSIに変更しろと言われるので注意。やってないけど。
で、windowsアドレス帳の中身を全て消す。blackberryとwindowsアドレス帳を元から同期しているのであればこんなことしなくても良いと思うが、僕はそもそも同期させない派なので。

デバイス>連絡先/カレンダーから、windowsアドレス帳と同期を取る。
同期を取る際、コンピュータへの同期でblackberry内のアドレスをPCにぶち込むこと。
設定で同期方向を、コンピュータへの一方向の同期にするのを忘れずに。
その後、CSV形式でエクスポートし、excelやlibreofficeなどで編集。
電話番号は頭のゼロを削ってくれちゃったりするので、セルの設定で戦闘のゼロを10桁もしくは11桁にすること。
僕は姓に半角英数字で読み、名に漢字を入れている。会社名は半角入力+半角スペース+日本語。
これで約1000件程度のアドレスを編集できた。

インポートしてblackberry linkで書き戻そうとする(同期方向をデバイスへの一方工の同期にする)と
このとき、
CRADSDatabase ERRORという
エラーが出た。
http://www.52blackberry.com/thread-1547249-1-1.html
を見ると、文字コードが原因らしい。
csvの項目だと「表示名」部分が引っかかるので、ここをCJKに引っかからない半角英数字に置換。
因みに「表示名」はBBが読まないので、ぶっちゃけなんでもいい(ただしかぶらないように)。
一度windowsアドレス帳内をまっさらにして、再度エクスポート、bblinkで同期した。
多すぎるとコミットできませんでしたとか言いやがるので、適度に分けてやる。
200件程度は問題なく読めるので、そんな感じで分割。

最後に、windowsアドレス帳内のBBアドレスを全部消して、バックアップしたものを書き戻して終了。

半角英数字で読みを入れることで、検索性が格段に上がった。あと引っかけたいなら、半角スペースで区切るとそこで引っかけてくれることが多いよう。 

追記
Contacts ImExというアプリなら文字化けが無かった。
劇遅だが、CSVやVCで書き出してくれる。
 アドレス帳を使うと、700件前後で原因不明の問題が発生するかもしれない・・。

blackberry Q10のtips。OS、日本語入力、そしてまさかのOnenote。

僕のBBQ10のレビューはこちら。>http://roserogue.blogspot.jp/2014/09/blackberry-q10.html
を前提に、使ってみてからのtips。あとこれの後に、アドレス帳を何とかしてPCで編集した話を書く予定。

■OSについて
積極的にリークOSを活用する。現在ソフトウェアは10.3.1.1450、OSバージョンは10.3.1.2072。
http://forums.crackberry.com/bb10-leaked-beta-os-f395/leaked-os-10-3-1-2072-download-links-990410/
10.2の頃が全く思い出せないくらい、なんだかんだで違う。
もちろんリスクも伴うし、自己責任だけどblackberry linkでバックアップしておけば文鎮にはならないだろう。
現状体験しているのは、通話履歴を削除できないことがある,位。
ただ、それをおしても使いたい。
特にandroid用ソフトウェアの安定性が抜群で、connectbot、feedly、google mapsなど主力が使えるのがうれしい。
インストール方法は、autoloaderをダウンロードして、USBでBBをくっつけ、bblinkを落としてautoloaderを実行するだけ。

■日本語入力について
不満はあるけどソフトウェアキーより数倍マシ。
それより英語を打つ際(特にブラウザ検索)、.comが最初に変換候補に出て、それを選択してしまうのがうざったい。

■Onenoteが熱い
メモ/タスク管理ツールのRememberだが、これとOnenoteをリンクさせると最高の情報管理ツールになる。
まずappstoreかandroid端末からMicrosoft onenoteをインストールする。
Rememberで共有>onenoteで、クイックノートに送ることが出来る。
メモったらばんばんonenoteに送って、デスクトップで編集、管理。
BB上での閲覧はandroid版Onenoteの出来がいまいちなのであんまりだが、これで数倍仕事がはかどる。
写真もOnenoteに共有で送りつける。OnenoteのOCR機能はそこそこ使えるので有用。デスクトップでOCR内容を編集して検索性を上げることも出来る。
で、なぜOnenoteなのか?
それはAES暗号でパスワードがかけられるから。
それだけのためにOnenoteの有料版を買った(無料版では現時点でかけられない)し、Evernoteを使うことはもうないだろう。
因みにOnenoteの無料版は画像が貼り付けられないとか、音声映像もだめだとかいう記事が散見されるが、現時点で無料版でも全然問題なく出来る。
恐らく有料版と無料版の違いは、パスワードがかけられるかどうかと、保存先をOnedrive以外に変更できるかどうかだけだと思う。




2015年1月19日月曜日

megaraidでBBUを追加できない。と追加後の設定

megaraidでBBUを追加できない。と追加後の設定

バッテリーバックアップユニット(BBU)ナシで走らせていたMegaRAID SAS 9271に、BBUを追加した話。
BBUは
http://www.lsi.com/downloads/Public/JP_assets/LSI_MR9271-8i_PB_JP.pdf
にあるように、LSIiBBU09を追加することが出来る。

曲者だった・・・。
RAIDカードにbbuを接続(基盤にねじ止め。インストール場所はねじ穴があう場所があるので、そこにそのままはめ込む。J1A3コネクタとはまる)したところ、相変わらずbbuがないとおっしゃる。
webbiosでも、cliを叩いてもいっこうに出ない。
おかしいと思い、マニュアルを検索したところ、BBU付属ケーブルはリモート接続用のケーブルだったと言うことが判明。
BBUにはクイックインスタレーションが付属しておらず、つながなくても良いものをつないでしまっていた。

http://www.lsi.com/products/raid-controllers/pages/megaraid-sas-9271-8i.aspx#tab/tab3
のuser guideの項目
6Gb/s MegaRAID SAS RAID Controllers User Guide
http://www.lsi.com/downloads/Public/MegaRAID%20SAS/41450-04D_6Gbs_MR_SAS_UsrGd.pdf

3.1.7に項目
3.1.7.1 MegaRAID SAS 9271 RAID Controller   Board Layout and Jumper/Connector Information
がある。

マニュアルはちゃんと読もう。



BBUの設定
設定は、Web BIOSから設定するのが恐らく筋だが、サーバをこれ以上止められないのでcliを使って設定することにする。

http://blogger.shase.info/2012/06/raid.html

を参考に、
writeback(ライトバック)を有効
/opt/MegaRAID/MegaCli/MegaCli64 -LDSetProp -WB -LALL -aAll
Read ahead(先読み)有効
/opt/MegaRAID/MegaCli/MegaCli64 -LDSetProp -RA -LALL -aAll
を設定した。
Immediateオプションはちょっと怖かったのでやめておいた(チキン)。
また、常時ライトバックは環境的に問題が起きたら終了なので、これもやめておいた。
IBMとか余裕で常時ライトバックを勧めているのを見ると、環境に自信あるんだなあと思う。
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd08.nsf/1e97b730bd4fa8f249256a840020d047/453a8dce989551ed49257b2c00089955/$FILE/ServeRAID%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E9%81%8B%E7%94%A8%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%80%80V2.1%20Jul2012.pdf

結果
RAID10(2TBを8基で2基はスペア。ファイルサーバ)

#/opt/MegaRAID/MegaCli/MegaCli64 -LDInfo -LALL -aAll

Adapter 0 -- Virtual Drive Information:
Virtual Drive: 0 (Target Id: 0)
Name                :
RAID Level          : Primary-1, Secondary-0, RAID Level Qualifier-0
Size                : 5.299 TB
Sector Size         : 512
Is VD emulated      : Yes
Mirror Data         : 5.299 TB
State               : Optimal
Strip Size          : 1.0 MB
Number Of Drives per span:2
Span Depth          : 3
Default Cache Policy: WriteThrough, ReadAheadNone, Direct, No Write Cache if Bad BBU
Current Cache Policy: WriteThrough, ReadAheadNone, Direct, No Write Cache if Bad BBU
Default Access Policy: Read/Write
Current Access Policy: Read/Write
Disk Cache Policy   : Disk's Default
Encryption Type     : None
PI type: No PI

Is VD Cached: No


こうなる。

#/opt/MegaRAID/MegaCli/MegaCli64 -LDInfo -LALL -aAll

Adapter 0 -- Virtual Drive Information:
Virtual Drive: 0 (Target Id: 0)
Name                :
RAID Level          : Primary-1, Secondary-0, RAID Level Qualifier-0
Size                : 5.299 TB
Sector Size         : 512
Is VD emulated      : Yes
Mirror Data         : 5.299 TB
State               : Optimal
Strip Size          : 1.0 MB
Number Of Drives per span:2
Span Depth          : 3
Default Cache Policy: WriteBack, ReadAhead, Direct, No Write Cache if Bad BBU
Current Cache Policy: WriteBack, ReadAhead, Direct, No Write Cache if Bad BBU
Default Access Policy: Read/Write
Current Access Policy: Read/Write
Disk Cache Policy   : Disk's Default
Encryption Type     : None
PI type: No PI

Is VD Cached: No


MegacliのマニュアルはIBMより
http://www-06.ibm.com/systems/jp/x/manual/2012/1205/49Y9854.pdf
日本語訳が勝っていて、ちょっと読みにくい。