2014年6月27日金曜日

centosでメモリを確保できません(cannot allocate memory)と言われてshutdown出来ない

何故出たのかさっぱり分からないのだけれども、サーバのvnc設定をしていたら、
bash: fork: メモリを確保できません
と言われた。

シャットダウンしようと、shutdown -r nowを入れても同様。
困った。
http://d.hatena.ne.jp/rx7/20110426/p1
を参考にシャットダウンを試みる。
echo b > /proc/sysrq-trigger
で強制リブートらしいが、このサーバ、RAIDを組んでいるので流石に怖い。
下の方を見ていくと

(安全に再起動するには)

Linuxがフリーズした際に、安全にリブートするマジックSysRqキー押下の一連の流れが、Wikipediaのページに書かれていました。

    R ⇒ E ⇒ I ⇒ S ⇒ U ⇒ B
    マジックSysRqキー - Wikipedia
   
とあるので早速押してみる、が、効かない。
wikipediaの
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AFSysRq%E3%82%AD%E3%83%BC
を見ると、

この手順で行えば、一部のプログラムのデータ損失を防ぎ、ファイルシステムの破損を回避することができる。

各コマンドは数秒間の時間を開けて投入しなければならない。例えば、多くのプログラムはSIGTERMシグナルを受け取るとデータの保存など処理を行い、syncやアンマウントはそれを行うためにある程度の時間を要する。

なるほど、ゆっくり押してみる。
が効かない。
いい加減飽きてきた頃に、もう一度shutdownコマンドを入れてみると、何故か通る。が、
The system is going down for reboot NOW!から一向に進まない。
ctrl+alt+delも効かない。
困ったので、とりあえずalt+f4を押すと、何故かリブートした。
意味が分からない・・・。

まあ、教訓として、sysctl.confのsysrqは1を入れておこうと思いましたとさ。。。

linux mintにmegaraid strage managerをインストールする(途中)

管理pcのlinuxmintにmegaraidストレージマネージャをインストールする。

参考は
http://www.arms-corp.co.jp/lsisupport/39-ubuntu-debian-megaraid-storage-manager

sudo apt-get install alien
でalienをインストール。
ダウンロードしてきた(バージョン情報)_Linux_x64_MSM.tar.gを解凍。
diskディレクトリに移動して
sudo alien --scripts *.rpm
で出来上がったdebファイルをインストール
sudo dpkg --install lib-utils(バージョン情報)_all.deb 
sudo dpkg --install megaraid-storage-manager_(バージョン情報)_all.deb
で終了。
バージョン情報は打つの面倒なので、tabキーで補完しよう。

再起動しないと行けないので再起動(もしくはネットワークのリスタート)。
virtualboxだとローカルに接続できず、シェルが凄いことになる。

起動は
/usr/local/MegaRAID\ Storage\ Manager/startupui.sh
discover hostでipアドレスを入力して、管理したい奴を探す。
・・・ここで問題。remote serverを探せない・・・。
helpme...

2014年6月26日木曜日

centosで3wareのRAIDカード(9650SE)ファームウェアをアップデートする

9650SEに2TBのHDDを入れようとしたら、どうも容量計算がおかしい。
RAID0を組んだら容量が「減る」。何故。
1.5TBなら普通に認識するので、恐らくファームウェアだろうと思い、RAIDボードのファームウェアをアップデートする。

新規案件だったけれども、USB起動で入れるのが面倒だったので、取り敢えずシングルディスクのみ活性化させて、そこにcentosをインストール。

ダウンロード先はこちら
 http://www.lsi.com/support/Pages/download-search.aspx
レガシーに分類されているので注意。

続けてファームウェアと3dm2_cliをインストール。
 全てrootで行う。
インストールは
3DM2_CLI-linux_10.2.2.1_9.5.5.1.zipを解凍し
unzip ./3DM2_CLI-linux_10.2.2.1_9.5.5.1.zip
その中のinstall.shに実行権限を与え
chmod +x install.sh
起動させる。
sh ./install.sh -i
あとは全部入れるか監視だけ入れるか聞かれるので、全部入り(たしか0を選択)。
そのまま入ってくれるはず。

ファームのアップデートは以下を参考に
http://voicetwo.selfip.com/yashikiba/blog/item_319.html


9650SEのファームは
9650SE_9690SA_firmware_9.5.5.1codeset_fw4.10.00.027.zip

prom0006.img
です。
3dm2のコマンドプロンプト呼び出し
tw_cli
//localhost>というプロンプトに変わるので、
/c0 update fw=/(イメージファイルを置いたディレクトリ)/prom0006.img

と叩けば終了。
複数カードがある場合は、先頭のc0だけではなくc1とかにもなるので、
tw_cli info
でカードを確認すること。

2012年で更新ストップなので、今後は辛くなるかな・・・。
一応4TB以上の云々みたいなのがリリースノートに書いてあったので、多分行ける、と思うが・・・。

追記
カードは必ず確認した方がよさそう。ファーム上げたらc0がc4になってた・・・。

2014年6月24日火曜日

LSI Megaraid SAS 9271iでRAIDを組んでcentos6.5をインストールする

設定しながら書いてます。

まず、ブート時にctrl+Hを押して、web biosに入る。前はcttrl+3とかだった気がするんだけど・・・。
RAID1+0(RAID10)で組みたかったのだけれども、どうにも出てこなかったのでgoogle先生に聞いてみると
http://itdoc.hitachi.co.jp/manuals/ha8000/hard/xm2/5_bios/pee3m21500/pee3m21500-1.pdf
流石HITACHI。
HA8000シリーズのマニュアルである。
中にmegaraidが入っているので、こいつ参照でRAID10のやり方が分かった。
解説はP100~で、
ディスク2つずつのアレイを作って、それぞれAccept DGする。
で、次画面で作ったもの全てをaccept to span。
すると、ちゃんとRAID10が出てくる。
なるほど。

ディスクアレイの設定は
http://akira-arets.blogspot.jp/2012/03/megaraid9260-8i-virtualdrive-setting.html
を見ながら設定。
BBUモジュール買わないと、速度は1/10ということか。たしかに今までの3ware製品も、1/10とは言わないまでもスピードが出なかった。
因みにモジュール名は「LSIiBBU09バッテリー・バックアップ・ユニット」。
amazonで25000円也。相変わらずただの電池のくせに、高い。

外付けのDVDドライブでOSを起動。
http://roserogue.blogspot.jp/2011/10/centos62tb.html
を参考に、ビッグドライブにぶち込む。
UEFIでインストールしようとしたら、何故かgrubの黒画面になって、対処法を調べる気が起きず断念したのはヒミツ。誰か教えてください・・・。

/boot 1000MB(痛い目にあった事があるので大きく)
/swap 16000MB(16GBメモリを積んだため。多分10GBも入らないんだけど一応)
/var 50000MB(varさえ別にしておけばオーバーフローが起きないって誰かが言ってた、よ。)
/ 残り全て(夢の10TB)

みたいに切った。

UEFIなら
パーティションは
https://access.redhat.com/site/documentation/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Installation_Guide/s2-diskpartrecommend-x86.html
を見ながらで大丈夫でしょう。

で、問題ないかと思ったら、どうしてもインストールできない。
仕方が無いので、webbiosで、ヴァーチャルディスクを2つに(まず10tbの容量を切ってデータ用、同様の手順を踏んで100GBの容量を切る)して、100GBの方にインストール。
すんなり入る。何故。

あとは何時もな感じで設定して終了。特に詰まるところは無く、そしてEFIでないという。

megaraidのユーティリティは・・・。
http://www.lsi.com/support/pages/download-search.aspx
から検索してダウンロード。
表示が凄く遅いのでじれる。
strage
raid controller
品番
で、サーチすると全て出る。
Management Software and Tools
から、megacliとMegaRAID Storage Manager をダウンロード。
MegaRAID Storage Manager tarの中にインストール用のシェルスクリプトが入っている。
megacliは、RPMを
rpm -ivh XXX.rpm
でインストール。
を参考に、cliはいじる。
MSMは・・・GUIオンリーってそんな・・・。
遠隔でも出来るらしい記述は見えるけど、管理PCを作らなきゃならないのが何とも。。。
 
今回地味にはまったところ。
rc.localが反映されなかった。
rc.localにシェルスクリプトへのリンクを記述して再起動させても、全く動いている感じがしない。
動かないのである。
おかしいなあと実機を見たところ・・・startupが起動してる・・・そういえばインストールしてから見てなかったや・・・。
初回アップデートの後に出てきたので、まあ、初めはSSHのみで作業しちゃ駄目よ、ということか。

2014年6月11日水曜日

squidのblacklist内容。URLだったり

表題の通りで、squidのblacklistを以下に。
参考にしたURLは
 http://yanmoo.blogspot.jp/2011/12/vpsopenbsd-squid.html
人によっては使いにくいかも知れないけど、そこら辺は変えて下さい。
初っ端からdropbox蹴ってます。マカフィーも蹴ってます。皆さん黙ってESET入れておきましょう。
基本方針は、広告系をまず蹴り出す、次に中韓製でやばそうなものを蹴り出す、スパイウェア系を蹴り出す、という拒否リストです。


#squid blacklist 20140611

.getdropbox.
.dropbox.com
^www.dropbox.com:443
.cloudfront.net:443
.adlantis.jp
.googlesyndication.com
.doubleclick.net
.woopiedesktop.com
.impact-ad.jp
.advertising.com
.adjust-net.jp
.serving-sys.com
.linksynergy.com
.valuecommerce.com
.microad.jp
.atdmt.com
.veoh.com
.kh.google.com
.adplan-ds.com
.akamaihd.net
.link-trade.net
.zerofactory.co.jp
.ad-recommend.com
.dmm.co.jp
.adgene.net
.afisapo.com
.blogparts.dmm.com
.ha123.com
.baidu.co.jp
.baidu.jp
.baidu.com
.i-mobile.co.jp
.agilemedia.jp
.kau.li
.ad.adresult.jp
^adcdn.goo.ne.jp
.bearshare.com
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.ai.yimg.jp
.im.c.yimg.jp
.criteo.com
.ads.nicovideo.jp

.baiduime.jp

.gomlab.com
.gomplayer.jp
.testqweasd.tk

.mcafee.com

.vipstar23.com

#2ch_incidents
.vipsister23.com

#yoshida
.lemurleap.info
.babylon.com
.ask.com
.weblayers.co
.browsefox.com
.webconnect.co
.linkswift.co
.swiftbrowse.net
.lizardlink.biz
.saltarsmart.biz
.luckyleap.net
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.diamondata.net
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#yamaguchi
.gfxpeers.net
.torrentus.to
.torrentz.pro
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.netdna-cdn.com
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^http://www\.yomiuri\.co\.jp/i1/
^http://www\.yomiuri\.co\.jp/g2/
^http://l\.popin\.cc/
^http://www\.yomiuri\.co\.jp/.*\.js

windows8.1 updateがアップデートできない(windowsupdateが失敗する)

windows8.1 updateを入れようとすると、エラーが出てアップデートできない。
google先生曰く
http://blogs.technet.com/b/wuj/archive/2014/04/11/windows-update-windows-8-1-update-kb2919355.aspx

流石テックネット。
やり方はURL参照か、
コンパネ>システム>左下のアクションセンター>トラブルシューティング>windows updateで問題を解決する>次へ>管理者としてトラブルシューティングを実行する>閉じる

windows updateで問題を解決する、よりwindows update「の」問題を解決する、の方が分かりやすいんじゃ無いかなあ・・・まあそれ以外の問題も解決するからみたいな言い訳があるんだろうけど・・・。

2014年6月10日火曜日

squidに負荷をかけてみる(abコマンドでプロキシサーバの負荷テストをしたい)

squidでリバースプロキシ(httpアクセラレータ)+透過プロキシを立てている。
最近キャッシュの量とかメモリ関係をいじったので、果たして使い物になるのだろうか、ということを確かめたかった。

プロキシの負荷テストに、apache同梱のabコマンドが使えると言うことを目にしたので、早速試す。
virtualboxのcentosにapacheをyumでインストール
yum install httpd

その後、squidの入ったサーバに対し、無線LAN経由で早速試したが書式に困る。
-Xでプロキシ指定と書かれている
http://www.omnioo.com/record/ubuntudebian/web_apache_ab_command/
が、何故か通らない。
と思ったらそりゃそうだ。透過プロキシなんだもん。
普通にアクセスしてやればいいのではないか。
で、普通にアクセスすると、やっぱり通らない。
首を捻りながら他の書式を参考に、接頭として「http://」、接尾に「/」を入れると通る。
ううむ・・・。

ということで、通った書式は
ab -c 100 -n 10000 http://192.168.168.168/

192.168.168.168は、squidプロキシサーバのIPアドレス
-cは同時接続数、-nは総リクエスト数

-cの値を400でやってみた時のログが下。500にするとfaildがかなり出たのでそこまでは使えないんだろうけど、
400台からリクエスト受けることなんて無いので、十分満足な結果。また、総リクエスト数は10,000だろうが100,000だろうがエラーは出なかった。

# ab -c 400 -n 10000 http://192.168.168.168/
This is ApacheBench, Version 2.3 <$Revision: 655654 $>
Copyright 1996 Adam Twiss, Zeus Technology Ltd, http://www.zeustech.net/
Licensed to The Apache Software Foundation, http://www.apache.org/

Benchmarking 192.168.168.168 (be patient)
Completed 1000 requests
Completed 2000 requests
Completed 3000 requests
Completed 4000 requests
Completed 5000 requests
Completed 6000 requests
Completed 7000 requests
Completed 8000 requests
Completed 9000 requests
Completed 10000 requests
Finished 10000 requests


Server Software:        squid/3.1.10
Server Hostname:        192.168.168.168
Server Port:            80

Document Path:          /
Document Length:        3149 bytes

Concurrency Level:      400
Time taken for tests:   21.348 seconds
Complete requests:      10000
Failed requests:        0
Write errors:           0
Non-2xx responses:      10065
Total transferred:      35295756 bytes
HTML transferred:       31642161 bytes
Requests per second:    468.43 [#/sec] (mean)
Time per request:       853.912 [ms] (mean)
Time per request:       2.135 [ms] (mean, across all concurrent requests)
Transfer rate:          1614.62 [Kbytes/sec] received

Connection Times (ms)
              min  mean[+/-sd] median   max
Connect:        2  248 621.4     60    4298
Processing:   106  533 1064.4    215   11993
Waiting:      104  357 591.2    197    9319
Total:        113  781 1367.8    294   12831

Percentage of the requests served within a certain time (ms)
  50%    294
  66%    592
  75%    806
  80%    975
  90%   1493
  95%   3182
  98%   4819
  99%   6595
 100%  12831 (longest request)

topで観察していると、cpuは40%から50%ぐらい使っている。
システム的にはceleron1037uでメモリ8GB。
squidのキャッシュ設定は
cache_dir ufs /var/spool/squid/cache_l 8192 16 256
maximum_object_size 131072 KB
cache_mem 1024 MB

追記
http://okwave.jp/qa/q9003206.html
で貼られていたので・・・

ベンダーさんの100台まで発言は見過ごせませんね・・・。
僕の稼働実績としては200台近くまでありますよ。
スループットも特に問題になったことはありません。
忌々しいchache.google.comにどれだけ接続されようとも・・・!
因みにその時は、core2quadで8GB環境、NICは4ポートintelでした。
瞬間同時接続数(よーいどんで一気に接続する)は見てませんが、上記のテストを信じるのであれば、400台近くまではいけるはずです。
しかもセレロン(ニアリーcore2duo)8GBRAM環境でこれなので、
ベンダーさんがきちんと組めば、普通に組めるはずです。
是非このベンダーさんには、論拠をご教示頂きたいですね。

あと質問者さんが言っているファイルディスクリプタのことは
http://takeda-h.hatenablog.com/entry/2014/12/09/005533

http://d.hatena.ne.jp/rougeref/20130424

みたいな所に書いてあります。
因みに1037Uのこのsquidは、ファイルディスクリプタ弄ってません。で、常時90台程度接続のhttpアクセラレータです。

参考になれば。

2014年6月6日金曜日

備忘録。

前のエントリで参照したところで、有用な情報があったので。

http://wingse.blog57.fc2.com/blog-entry-269.html

より

2010年11月18日 "ミラクルパッチ"にLinusも大喜び!Linuxカーネルを高速化させた233行のコード


そもそもミラクルパッチ、知りませんでした・・・。調べると、http://slashdot.jp/story/11/03/16/0035243/Linux-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%AB-2.6.38-%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9
とのことで、カーネル2.6.38かららしい。
centos6.5はカーネル 2.6.32なので、後一歩・・・。
で、bashrc版の事が書いてあるんだけど、書いてある設定にどういう意味があるのか皆目見当が付かず・・・未だ試していない。
カーネルすげ替えしてみようかしらん。

ファイルサーバのパフォーマンスアップ。

# vi /etc/sysctl.conf
以下を最後に追記する。

net.core.rmem_default = 524288
net.core.rmem_max = 524288
net.core.wmem_default = 524288
net.core.wmem_max = 524288
net.ipv4.tcp_wmem = 4096 65536 524288
net.ipv4.tcp_rmem = 4096 87380 524288


※「524288」は自分で調整して下さい。

設定の反映。
# sysctl -p

実はこれやってたのだけれども、これの数値、全く意味が分からない・・・。何故512Kなのか・・・。
http://rdt17.blogspot.jp/2008_06_01_archive.html
のように、パケットロスでレスポンスが遅くなりそう(だから自分で調整なんだろうけど)。
実験して設定したいけど、もうずばっとこれなら大丈夫!という数値目標をsambaは出して欲しいものである・・。
まあ、実験したくないだけなんですが・・・。

ただ、現状僕の環境で、上記がファイルサーバにはまらないことはなさそう。

オンボードLAN(NIC)のスピードが出ない。Realtek製チップr8168(r8111)のドライバをcentos6.5にRPMでインストール。

関連記事はこちらこちら

安定性はピカイチのGA-C1037UN-EU。
だけど何故かLANが遅い。
気になって調べていると、
http://www.geocities.jp/infinite_555/ta/file-s.htm

>あとubuntu13.10現在ではLANチップのドライバーが違う機種のものが誤ってインストールされる現象があります。
>
>手動にて直す必要があります。GA-C1037UN-EUのLANチップはREALTEK RLT8111なのですが
>ドライバー名がR8169というのが誤ってインストールされているのです。正しくは”R8168”。これubuntu界隈では非常に有名なのだそうです。
>
>タチが悪いことに一見正常に振る舞うんです。でも実情は性能が出し切れていない状態なのでsambaの転送速度が下の画像のようにおかしな事になっていました。

http://www.akiyan.com/blog/archives/2009/10/centos-nic-realtek-rtl8111-8168b-r8169.html
を参考に早速確認しようと思ったら、ミニマムインストールしていたので、諸々が無い。
lspciを打とうとしたら、そもそも無い・・・。
で、インストールする。
yum install lspciと打ってみるが、そんなものは無いと言われる。
http://www.miuxmiu.com/archives/2012/04/24/centos_6_yum_lspci_install_command.html
ということで、

yum install pciutils

でlspciをインストール。

http://katzplus.com/centos/yum/centos%E3%81%A7%E3%80%8C%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%8B%E8%A8%80%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B-yum/
を参考に
yum install mlocate
でlocateを入れる。
updatedb
でlocateのデータベース更新しながら諸々とこなしていくと、modprobe.confが無い。
そういえばcentos6系からmodprobe.confが無くなってた・・・。

色々面倒だったので、r8169.koだけ適当に移して、
http://wingse.blog57.fc2.com/blog-entry-313.html
を参考に、RPMパッケージでインストールする。

ELRepoは初めて知った。
http://elrepo.org/tiki/tiki-index.php

具体的な手順は

ELRepoリポジトリのインストール

rpm -ivh http://elrepo.org/elrepo-release-6-5.el6.elrepo.noarch.rpm

リポジトリのイネーブルを変更。

vi /etc/repos.d/elrepo.repo
中の
enabled=1

enabled=0

ドライバインストール

yum --enablerepo="elrepo" install kmod-r8168

http://wingse.blog57.fc2.com/blog-entry-313.html
の通り
r8168ドライバーの反映

SSHで作業する場合、ドライバーの入れ替え時に通信が遮断されてしまうため、以下のコマンドで一気にその作業を完了させます。

# rmmod r8169 && depmod -a && modprobe r8168 && service network restart

確認

# lsmod | grep r81

r8168が表示されれば成功です。

という感じで終了。

修正
enablerepoの綴り間違えてました。

追記

またやったので、今度は公式に沿ってみた。

まず確認
lspci |grep Ether

01:00.0 Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168/8411 PCI Express Gigabit Ethernet Controller (rev 06)
みたいにでる。

ドライバの確認
lsmod |grep r81

r8169だと差し替え。

公式
http://www.realtek.com.tw/downloads/downloadsView.aspx?Langid=1&PNid=13&PFid=5&Level=5&Conn=4&DownTypeID=3&GetDown=false#2
で、URLを振り出してダウンロードする。
jsを見るのが面倒なら、ブラウザで一度ダウンロードして、ダウンロード元リンクをコピーするという方法が良い。

ダウンロード
wget http://12244.wpc.azureedge.net/8012244/drivers/rtdrivers/cn/nic/0002-r8168-8.040.00.tar.bz2

解凍
tar jxvf 0002-r8168-8.040.00.tar.bz2

出来たr8168-8.040.00に入って、readme通り
sh ./autorun.sh
を実行すると、動作的にはr8169を消して、ドライバをビルドしてdepmodで差し替えをしてくれる。

差し替わっているかどうかの確認
lsmod |grep r81

これで8168になっていたら終了。
sshで操作していると切断されるので、RPMインストールの方が安全な気がする。
あとカーネルを更新したときに、RPM以外での差し替えだった場合、ドライバってどうなるんでしたっけ。
前nvidiaのドライバ差したときは、カーネル更新毎に入れ直しをしていた気がする。


ifconfig、route、netstat、arp等は
yum install net-tools
でインストールできる。
http://blog.be-dama.com/2014/06/18/red-hat-el-7%E3%81%AEifconfig%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AAnet-tools%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F/

2014年6月5日木曜日

隔世の感とはこのことか。celeron 1037U(GA-C1037UN-EU)を使ってみて。

AMDが強力なCPUを輩出して追い込まれたintelが出した救世主core 2 duo。
もう8年前なのか、と思うと、なかなか感慨深い。
何故C2Dの話から入ったのかというと、
今回celeron 1037Uを選定する機会があり、ベンチマークなどを見て回ったが、これが凄かった。
core2duoのE6400とほぼ変わらない、むしろ速い石だったのである。

流石に8年。時代は変わる。
celeronであっても、当時のハイミドルスペックが買えるのである。
しかもファンレス。低TDP、且つ、安い。
社内向けサーバにはうってつけである。外向きになら、これで多段組しても良い。
また、リビングPCとしても全く問題が無い。
実際C2Dの速度は、リビングで使うであろう作業(ブラウジング、メールなど)には今でも十分すぎるスペックである。
intelのNUCでceleron搭載のものがあり、
こんな事になってるとは夢にも思わなかったので馬鹿にしていたが、実は結構な代物だったということである。
まさに隔世の感、置いてきぼりを食った感じ。

10万以上かけて組んだPCが、今となっては3万か、と思うと、それはそれで切ないが、celeron搭載機を侮らず、積極的に取り入れていきたいと思いましたとさ。

今回使用したのはgigabyteの「GA-C1037UN-EU」。
要件定義としては
・owncloud用のウェブサーバ
・小さく静かに
・CPUはオンボード、できればファンレス
・HDDは最高4台積む
・そこそこ速く(Atomで一度痛い目を見た)

組み上がったもの
GA-C1037UN-EU
SILVERSTONE PSO8
ADATAの8GBRAM(不安要素)
HGSTの1GBとSeagateの1.5TBHDD
CORSAIRのCX430X
締めて4万円。

GA-C1037UN-EUはNICが2つついているので、そもそもサーバ用途に使いやすいし、特に癖が無い板である。

centos6.5にowncloud6をインストールしたときのメモ。RPMパッケージを使用してみる。

owncloudをホストしていたサーバが飛んだので、新しく組み直した際のメモ。
まず構成。

GA-C1037UN-EU(オンボードCPUの凄い奴。C2DのE6400とかと張り合う癖に、低消費電力。)
8GBのRAM
1TBの新規ハードディスク(システム用)
1.5TBの/var用のハードディスク(データ用)
OSはcentos6.5(執筆時最新)。
基本は
http://roserogue.blogspot.jp/2012/11/centos6owncloud.html
に沿って構築していく。

http://owncloud.org/install/

から、「host owncloud yourself」を選択。
なんとrpmパッケージが出ていることを発見したので、rpmでのインストールをしてみることにする。
linux packagesを押すと、「open suseで今ホストして貰ってるんだぜ」的な事を言われるのでそのまま続行。
OSの選択画面になるので、centosを選択。

CentOS CentOS-6 には、 root で下記のコマンドを実行してください:
cd /etc/yum.repos.d/
wget http://download.opensuse.org/repositories/isv:ownCloud:community/CentOS_CentOS-6/isv:ownCloud:community.repo
yum install owncloud


と出るので、そのまま入れようとするが、色んなものが無いから無理、と仰有る。
どうやらremiが無いと駄目らしいが、remiを入れようとするとepelがくっついてくる(無いと入れない、といわれる)。

仕方なく両方入れることに。
remiとepelについてはこちら。
まずwgetで2つを落とし、その後yumでインストール。

wget http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm

wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm

yum localinstall epel-release-6-8.noarch.rpm
yum localinstall remi-release-6.rpm

epelが常時有効になってしまうので、レポジトリのイナブルをゼロにする。

epelのenabled=1を0にする。

vi /etc/yum.repos.d/remi.repo
enabled=1

enabled=0



で、その後、

cd /etc/yum.repos.d/

wget http://download.opensuse.org/repositories/isv:ownCloud:community/CentOS_CentOS-6/isv:ownCloud:community.repo

を実行する。
内容はyumリポジトリの入ったディレクトリに、owncloudのリポジトリをダウンロードします。

そのまま
yum install owncloud
を実行したが、中に入ってるmysqlとphpのバージョンと違うものを入れようとする。 
 なので、まずmysqlとphpを消す。

yum erase mysql php

その後、yumのオプション「--enablerepo」で、リポジトリを有効にしながらowncloudとmysql-serverをインストールする。

yum install --enablerepo=epel,remi,isv:owncloud:community.repo owncloud mysql-server

証明を受け入れるかどうかのyesnoが出るのでYで通す。


あとは
http://roserogue.blogspot.jp/2012/11/centos6owncloud.html
を見ながら設定していけば大丈夫。ディレクトリのオーナー権限等は、基本的に設定されているもので通ったので、あえて再設定しなくても大丈夫。

楽になったなあ。
因みにowncloud-6.0.3-6.1.noarch.rpmが執筆時最新rpm。